検査を乗り越えられるかの不安
もともと子どもは大好きで、いつかは欲しいとずっと思ってました。でもいざ自分の状況を考えると、難しいのかなって。そもそも検査が怖いし、痛いのも苦手なので。
実は以前、前のパートナーと一緒に妊活して授かった2人の子どものそばにいた経験があって。通院に付き添ったり、コロナ禍で付き添い人は中に入れなかったけど、予約しているのに何時間も外で待機したり、予約するのも一苦労でした。
検査も採血したり、卵管を通すための通気検査、エコー、卵の誘発剤の注射……それだけじゃなく、着床できなかったときの精神的なダメージや、妊娠したらしたでつわりがひどくて点滴が必要だったこと、毎月の検診などなど。目の前でパートナーを見てきたから——それを全部自分が経験するとなったとき、果たして私のメンタルは耐えられるのかと。出産することへの怖さもありとても不安でした。
段階ごとに、体以上にメンタル面が心配で、「一人で育てられるかな」以前の問題でつまずき諦めていました。
鍼治療の付き添い
妊活を迷っている間に、今のパートナーと出会いました。
包容力があってとても素敵な人で、何かに集中すると周りが見えなくなる私をそっと見守ってくれたり、精神的に不安定になるときは話を聞いてくれたり、そっとしておいてくれたり。一緒にいてすごく居心地がいいなと思っていました。
ある日、腰痛と肩こりがひどい私が鍼治療を怖がっていたら、自分はやるわけでもないのに2時間も付き添ってくれて。そのとき「この人となら大丈夫だ」ってふと思ったんです。「え、そこで?」と思われるかもしれないんですが(笑)、その瞬間、妊活している自分を初めてリアルに想像できたんですよね。
不思議ですよね。もちろん、それまで積み重ねてきた関係性があってのことなんですが、すごく嬉しかったし、心の拠り所ができた気がして——そこで妊活を決意することができました。
親への相談と、母のタバコの話
そこからは親にも相談して。前のパートナーのときは大反対されてたし、今もあんまり良く思ってないっぽいんですが……「生まれたら面倒見るよ」と言ってくれて。それが本当に心強かった。
あと地味に大きかったのが、母がタバコを去年からやめたこと。
子どもの面倒を見てもらうこと以上に、ちゃんと長生きしてくれるかな……ってずっと心配してたし
以前は、子どもみるけど何日もいれないしタバコは吸うからね(ベランダだけど)と宣言されてたので
その時は絶望しかなかったですね笑
諦めてもらうための口実なのかとも思っていました。母の最後の抵抗というやつです。
カミングアウトのことはまた別で書こうと思うんですが、そんな感じで周りが協力してくれる環境があったから、踏み出せたんだと思います。
近くの人のサポートがない人も、大丈夫
ここまで読んで「でも私にはパートナーも協力的な親もいないな……」って思った方もいるかもしれないので、少しだけ。
もちろん、私自身もパートナーとは住む場所も生計も別々だし、母には母の生活があります。全部を頼るということではなく、「いざというとき」「助けが必要なとき」に頼れる先がいくつもあること——それが大切だし、精神的な安定にもつながると思っています。
近くにいてくれる人だけじゃなく、行政の制度や民間のサポートを活用するという選択肢もあって、そのあたりは次回以降のブログでも触れていく予定です。「心」の拠り所をひとつじゃなく、いくつも作っていくこと。それが、妊活や子育ての土台になるんじゃないかなと思っています。


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